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ブラックバーン B-88 : ミニ英和和英辞書
ブラックバーン B-88[びー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ブラックバーン B-88 ( リダイレクト:ブラックバーン B-54 ) : ウィキペディア日本語版
ブラックバーン B-54[ぶらっくばーんびー54]

ブラックバーン B-54Blackburn B-54)とB-88は、第二次世界大戦直後の時期に英国艦隊航空隊(FAA)向けに開発された艦載 対潜哨戒機の試作機である。これらの機体は中翼に配置した逆ガルウイングの主翼と首輪式降着装置を備えた通常の形式の単葉機であった。パイロットと偵察員は胴体頂部の長いキャノピーに覆われタンデムに配置されていた。B-54はレシプロエンジンで、B-88はターボプロップエンジン二重反転プロペラを駆動し、レーダー走査板は長い胴体内爆弾倉の直後にある胴体後部の引き込み式レドーム内に収められていた。フェアリー ガネットが選ばれたため本機の開発は破棄された。
== 歴史 ==
B-54又はY.A.5は先進的な艦載対潜哨戒機を求めた要求仕様 "G.R.17/45"に応じてブラックバーン・エアクラフトが設計した機体であった。競合するフェアリー社は同じ要求仕様でフェアリー 17を設計し、この機体が最終的に競作の勝者となるフェアリー ガネットとなった。オリジナルのY.A.5は、二重反転プロペラを共通のギアボックスを介して駆動する2基のネイピア ナイアド ターボプロップエンジンで構成される新しいネイピア ダブル・ナイアドを装着するように設計されていた。このエンジンは最終的にキャンセルされたため、Y.A.5は二重反転プロペラを駆動するロールス・ロイス グリフォン 56を装着したY.A.7として進空した。この機体はフェアリー社設計の機体に先立つ1949年9月20日に初飛行を行った。1950年海軍本部はレーダーとレーダー操作員の搭載を要求仕様に加えた。Y.A.7は更に改良され、操縦性の改善のために空力的に洗練され3人目の搭乗員の席が加えられたY.A.8となり、1950年3月3日に初飛行を行った。Y.A.8の設計は1950年7月19日に初飛行を行ったB-88:Y.B.1機の基本となった。B-88は、Y.A.5に装着された元々のナイアド エンジンと設計面で類似したアームストロング・シドレー ダブルマンバを装着した。この設計の開発が長引いたことと既にダブルマンバを装着して着艦試験をこなし、元々の要求仕様を全て満たした状態で運用に入る予定のフェアリー ガネットが有望なこともあり艦隊航空隊はこの機体に対する興味を失った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブラックバーン B-54」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Blackburn B-54 」があります。




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